業務用エアコンの交換時期は？長持ちさせるコツ

仕事場の環境を快適に保つ業務用エアコンは仕事をする上で欠かせない機材の一つです。そのため故障など急なトラブルに遭わないためにも予めおおよその交換時期を熟知しておく必要があります。特に夏の蒸し暑い時期など必要不可欠な季節に使えないことがないように気をつけましょう。一般的に業務用エアコンの物理的な寿命は、10～15年が目安とされています。

もちろん目安なので、使用環境やメンテナンス頻度によっても異なる場合があるので注意が必要です。例えば、室外機が直射日光に当たるような場所に設置されている場合は、日光による熱によって早く老朽化や劣化してしまうケースもあります。また部品ごとにも「耐用年数」があり、ホコリなどを吸着する「フィルター」は5年、内部で稼働する「モーター」は8年、本体の振動を抑える「防振ゴム」は10年など部品ごとにメンテナンスや交換を推薦する年数があります。そのためホコリが多かったり、外気の出入りが頻繁にある環境など業務用エアコンにかかる負担が高い場合は、8～10年ぐらいを目安に交換することがおすすめです。

業務用エアコンをできるだけ長持ちさせるコツとしては、専門業者に定期的なメンテナンスや清掃をお願いすることが大切です。日常的な清掃に加えて半年に一度は業者による内部の隅々まで綺麗にするクリーニングや3年に一度ぐらいの頻度で、室内機や室外機のメンテナンスや点検をお願いすることで長持ちさせることに繋がります。